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                                           コンテリエのお話し



ベネチアンガラスの歴史は古く、千年以上を誇るイタリア・ヴェネツィアの伝統工芸です。古代ローマの時代にはす

でに高い水準の工芸技術をもっていました。

13世紀ごろには良質のガラス原料を使ったヴェネツィアのガラス技術の名声は高まり、そしてその技術の流失を防ぐため、

ガラス職人はムラーノ島に強制的に移住させられました。

そのため、ベネチアンガラスを他と差別化してムラーノガラス(MURANO GLASSと、呼びます。

ここでは精巧なシャンデリアや鏡など様々な名品が作られ、15世紀〜16世紀のルネッサンス期には、その繁栄は頂点に達しました。

ところが1794年ナポレオン軍の侵入によってヴェネツィア共和国は崩壊し、ヴェネツィアのガラス産業は一気に落ち込んでしまいました。

しかし、ヴェネツィアのガラス産業を救ったのが「コンテリエ」と呼ばれる極少のシードビーズ作りの発明でした。

「コンテリエ」は大人気となり大量に生産されベネチアンガラスは息を吹き返しました。

20世紀に入ると、その独自の文化を守り続け、独特の技法を使った美しいガラスは、ますます技を凝らしガラス芸術として進化し、

世界中に受け入れられました。ヴェネツィアでの極少(シード)ビーズ「コンテリエ」は1930年代までに作られたビーズをアンティークコンテリエと呼び,

1940年代以降のビーズをヴィンテージコンテリエとしています。1940年代〜1950年代にはフランスに移住したヴェエネツィアの職人によって多くの

色を持ったヴィンテージシードビーズが作られました。

現在、ムラーノ島では多くの工房が豊かな伝統技術を親から子へと受け継がれムラーノガラス(MURANO GLASS)は作り続けらてれています。

機械での大量生産では出せない手作りの本物の味わいがそこにはあります。